岐阜県各務原市の内藤記念くすり博物館に行ってきました。

洒落た外観の博物館には、薬に関するさまざまな史料が展示されています。
が、訪問の目的は博物館ではなく、手前にある薬用植物園です。

チョウマメ Clitoria ternatea （マメ科）の花が鮮やかに咲いています。

コガネバナ Scutellaria baicalensis （シソ科）の花です。根の生薬名は黄?（オウゴン）です。

チョロギ Stachys sieboldii （シソ科）の花です。

この可愛らしい花を咲かせているのは、なんと、ニラ Allium tuberosum （ユリ科）です。葉の生薬名は韮白（キュウハク）です。

トロロアオイ Abelmoschus manihot （アオイ科）の花です。根の生薬名は黄蜀葵根（オウショクキコン）です。

ミソハギ Lythrum anceps （ミソハギ科）の花が、夏の終わりを予感させます。千屈菜（センクツサイ）の名で民間薬です。

ゴマ Sesamum indicum （ゴマ科）の花も綺麗です。種子の生薬名も胡麻（ゴマ）です。

オミナエシ Patrinia scabiosaefolia （オミナエシ科）の花です。秋の七草の一つです。生薬名は敗醤（ハイショウ）です。

タンジン Salvia miltiorrhiza （シソ科）の花です。根の生薬名は丹参（タンジン）です。

オケラ Atractylodes japonica （キク科）はまだ蕾です。根茎の生薬名は白朮（ビャクジュツ）です。

ヘビウリ Trichosanthes anguina （ウリ科）です。このテのは苦手です。

サボンソウ Saponaria officinalis （ナデシコ科）です。

アニスヒソップ Agastache foeniculum （シソ科）の花です。

健康茶で有名なクミスクチン Orthosiphon stamineus （シソ科）は、変わった花を咲かせます。

オオボウシバナ Commelina communis var. hortensis （ツユクサ科）はツユクサの変種です。

便秘に効くと言われるセンナ Cassia angustifolia （マメ科）は黄色い花を咲かせます。

ハマゴウ Vitex rotundifolia （クマツヅラ科）です。通常は海岸に生えています。果実の生薬名は蔓荊子（マンケイシ）です。

健康食品として話題の雑穀アマランサス Amaranthus hypochondriacus （ヒユ科）は鮮やかな赤い花を咲かせます。

アマ Linum usitatissimum （アマ科）の花です。種子の生薬名は亜麻仁（アマニン）です。